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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

2004年12月

●●クリスマス番外編。(記録のみ、今後のために)●●  2004,12,25(土)


結局、クリスマスの当日にシーにちょっとだけ行って来ましたので、今後(来年)のために簡単に記録だけ・・。


10:10頃、舞浜着。
「シー駐車場はR7へご案内中」という表示が出ていましたが、実際には「R4」と「R5」への案内でした。

10:30頃、入園。
10:40頃、「ウォーターフロントパーク」着。
「クリスマスホリデー・・・」の12:30の回の待ち列に並びました。(一列目の後ろの方、ざっと数えて400~500人目くらいの位置。)
後方の、ステージに向かって左サイドブロックの最前列のベンチに座れました。

「クリスマスホリデー・・」終了後(13:00ちょっと前)、「アンコール!」の14:00の回の待ち列に並びました。
入場後座れたのは真中ブロックの前から10~12列目くらいだったと思います。

14:40頃(「ポルト・・」のショー開催中)のアトラクションの待ち時間はインフォーメーションボードによると、「センター・・」が120分、「インディ・・」が110分、「海底2万マイル」が100分でした。
「センター・・」「インディ・・」のFPは既に終了していました。


15:00ちょっと前にシーを出ましたので夜の混雑具合はわかりませんが、全体的に先週の方が混んでいたような気がしました。
(朝の首都高も普段の土曜の同じ時間より少し車が少なかったようでした。皆さんイブの夜は遅くまで活動しているので、25日の朝は出かけるのが遅いのかな?と思いました。)





●●今年も。来年も。●●  2004,12,18(土)


あと一週間でクリスマス、そしてさらに一週間後はもう来年ですね。

事前の天気予報よりも暖かくなった今日の午後早く、私達は車で舞浜に着きました。
今日は本当は「二人で忘年会でも」と思って、随分早い時期から「キャンドルライト・・」の時刻に合わせてミラコスタのレストランを予約していましたが、先日の宿泊で何だかとっても満足してしまったので、帰宅後すぐにキャンセルしてしまいました。
今日はクリスマスのショーだけ覗いて帰ります・・・・。


舞浜に着いたのは13:00頃。
ランドもシーも駐車場は既に「無料臨時駐車場」への案内になっていました。
家を出る前にTDRの公式ホームページで確認した時は、ランドの方は入場制限していたのですが、この時間には制限はもう解除されていたようでした。

シーも入場制限にはなっていないようでした。
私達の誘導された駐車場はシャトルバス便のある「R8」でした。(来る車を「R8」と「R9」に交互に案内しているようでした。)

シャトルバス乗り場からはプロメテウス火山やS.S.コロンビア号が見えるのですが、今日はその他にも建設中の「タワーオブテラー」にレンガ色の外壁タイルがはられ始めている様子も見えましたよ。
だいぶ出来てきましたね~~・・。


シーのゲートを入ったのは13:30ちょっと前頃でした。
エントランスにはそんなに人が多くなく、インフォーメーションボードによるとアトラクションは「インディ・・」が120分待ち以外は100分以下の待ち時間になっていました。
クリスマス前の土曜日にしては落ち着いた感じの人出だなーと、私には感じられました。

で、もう開演30分前をきっていたのですが、ひょっとしたら14:00からの「アンコール!」にまだ入場できるんじゃないかな~?と思って「ブロードウェイ・ミュージックシアター」に行ってみたのですが、入場定員に達して締め切られた直後でした。

ではどうしようか・・・? と、夫とふたりニューヨーク地区をウロウロしていたのですが、お茶を飲むにもちょうどお昼時で「ニューヨーク・デリ」さえ入店制限になっていました。

なので私達は大きなツリーの立つ「ホレイショ・スクウェア(S.S.コロンビア号前広場)」へ行って「パパダキス・・・」でベイクドアップル&フレンチトーストカップとコーヒーを購入し、ちょっと早いですが「クリスマスホリデー・イン・NY」の16:35の回を待つ列に並ぶ事にしました。
この時13:50くらいでしたが、前から300~400人めくらい(100組め前後)かな~? といった位置でした。

「クリスマスホリデー・・」のショーは通常は開演時間の1時間前に開場になりますが、今日は混雑しているせいか、キャストさん達は「16:35の回は開演75分前の15:20頃に開場になりますので列から離れる際はお早めにお戻りください」とアナウンスしてまわっていらっしゃいました。

(並んでいる途中で夫が列を離れてお手洗いに行ったのですが、男性用の方も今日はとっても長い列ができていたそうです。
夫は「今日はものすごく混んでると思うよ」と言っていました。)

アナウンス通り15:20に開場になりましたが、私達が入場できたのは15:35頃でした。

今日はスケートリンクを正面に見る後ろのブロックが人気だったようで、私達が入場できた時でもまだ前方ブロックのリンク横の席の通路寄り一列目や花道沿い一列目の席が空いていました。
私達はスケートリンクの真横の通路沿い、ちょうどミッキーやミニーがリンクに上る階段のあたりに席を確保しました。
夫と私は「このショーも今日がきっと見納めだから、写真撮らないでしっかり観ようね」と話しました。

いよいよシーのクリスマスもこのショーも、今年はあと一週間で終わりですものね。

私達が着席するとすぐに、横のスケートリンクのカバーが外されて、係の方が氷の状態を整えるためにリンクに水を撒き始めました。
ゆっくりと優しく、丁寧に、少しずつ水を撒いていくその方の様子をじーっと見ていたら、私は何だか泣けてきました。
こんなことで涙が出るなんて、おかしいですね。

でもね。
この人はこの作業を何回繰り返してきたんだろう。
このショーを毎日無事に上演し続けるために、どれだけの人がどれだけの労力と時間を費やしたんだろう。
そんな事を考えたら、なんか泣けてきちゃったんですよね。

私なんか特にこのショーのファンの部類には入らないと思いますが、この私でさえ一瞬そんな気持ちになるのですから、熱心なファンの方々はクリスマス終了が近づくにしたがって段々寂しい気持ちになるんでしょうねぇ・・・。

今日の「クリスマスホリデー・・」は、とっても短かった気がしました。
上演時間は20分以上あるはずだと思いますが、今日の私にはほんの数分のように感じられました。


ショーが終わって、今度こそ「アンコール!」を観ようと、私達はすぐに「ブロードウェイ・ミュージックシアター」に向かったのですが、既に17:30の回は定員に達したために入場は締め切られていました。またもや、入れませんでした。(17:00前頃)

「・・ミュージックシアター」前には、既に次の19:00の回の「アンコール!」を待つ数人のゲストの姿もありましたが、私達はちょっとその場を離れ、ハーバーのショップを見に行く事にしました。

「ブラヴィッシーモ!」まであと1時間ちょっと、という時刻でしたが、ハーバー沿いの良い場所の1~2列目は既に全て埋まっていました。
ではアトラクションはすいているのか、といえばそうでもなくて、インフォーメーションボードによるとスタンバイの待ち時間は「センター・・」が130分、「海底2万マイル」が120分、「インディ・・」が110分、となっていました。(17:00過ぎ頃。)
FPは「マーメイド・・」以外は発券終了になっていました。
こうやってみるとやっぱり今日は混んでいるのですね。


さてさて、ボードを眺めた後、私達は「ロミオ・ウオッチ&ジュエリー」に行きました。
実は私はこのお店で販売しているある腕時計が欲しいのですが、まだ買えていないのです。

初めて見つけたのは10月の終わりか11月の初めだったと思うのですが、その後「買おう!」と決心してお店に行った時には「品切れ」になっていたんです。
キャストさんが「販売終了ではないので、また入荷すると思います。」とおっしゃっていたので、以来シーに来る度に「ロミオ・・」を覗いてはいるのですが・・。

夫もそのことを憶えていてくれて、今日もお手洗いに行くためにショー待ちの列から抜けた時ちらっとお店を覗いてくれたそうなんですが、やはり無かったらしいです。
それからまだ数時間しか経っていないので行ってもしょうがないかなーと思ったんですが、自分でも足を運んでみたかったのです。

そしたらね。 ありました!
ショーケースの中に、三色(ベルトの色)揃ってちゃーんと飾ってありました。
夫は「へー!・・・さっきはホントに一色も無かったんだよー!」と、びっくりしていました。
さっそく実物を見せていただいて確認し、購入しましたよ。やっと買えました~。

お会計を済ませるまで店内の様子を見ていましたが、このお店はアクセサリー類を多く扱っているだけあって、今日はとても混雑していました。
やはり男女のペア(つまりはカップルですね)のゲストが多くて、ピンクのギフト用の箱に入ったピアスや指輪が目の前でどんどん売れていきました・・・。

夫が支払ってくれるというので、支払い後商品を私にくれるのかな~?と思って「ちょうだい」と手を出したら、夫は「まだダメ!クリスマスプレゼントにする!」。

・・・・・私達にはそういう習慣(クリスマスにプレゼントを贈る習慣)は特に無いのですが、今日のこのお店での若いカップルの皆さんの様子を見たら、夫が真似してみたくなるのも無理はありません。
まあいいです。時計を手に入れるのを二ヶ月近く待ったのだから、あと一週間くらい待ちましょう・・。

それから「・・ミュージックシアター」の前に戻ると19:00の「アンコール!」を待つゲストの列(100~200人くらい)が伸びていたので、並びました。(17:40頃。)

18:20になるとハーバーで「ブラヴィッシーモ!」が始まりましたが、風向きの関係か「・・シアター」前でも音楽がとてもよくきこえました。
水の精や火の精もちらっとですが見えましたよ。

ショー開演30分前の18:30に開場になり、私達はまん中のブロックのかなり前の席に座ることができました。
19:00の回はハーバーでの夜のショーの待ち時間に重なるせいかそんなに混んでいなかったようで、入場はギリギリまでできたようです。(空席もありました。)

でも本日最後の回の「アンコール!」は、とっても盛り上がりましたよー。
最後の回っていつもこんな感じなんでしょうか?
出演者の方々のテンションが異常に高くて、ステージ近くの席で見ていた私は思わず声を出して笑いそうになりました。とってもとっても楽しいんですもん。
幕が下りてからも、会場内の拍手はなかなか鳴り止みませんでした。


「・・・シアター」から出ると、ウォーターフロントパークでの「クリスマスホリデー・・」の本日最終回が丁度佳境にさしかかっているところでした。
エリア外からエンディングのちょっと前まで観て、私達はハーバーに出ました。

「キャンドルライト・リフレクションズ」が始まるまであと20分となったハーバーは、水面の見えそうなところはもうどこもゲストでいっぱいでした。
私達は雰囲気だけ楽しめればいいと思っていたので、火山のふもとの方へ向かいました。

火山側で「キャンドル・・」が観える場所は立ち見に指定されている所が中心なので、周囲はカップルのゲストが多かったです。(リドアイルなど座り見が中心の場所はお子さんのいらっしゃるファミリーが多いようですね。)
私達はフォートレスを抜けたところの立ち見3~4列目でちょっとだけショーを観ました。(夫は身長があるのでよく観えたらしいですが、私はホントにちょっとだけ・・・でした。)

その後、帰りに向かいながら「ポンテベッキオ」の上で花火を観ました。
ハーバーに浮かぶ光のツリー越しの花火はとっても綺麗でした。


シーのゲートを出たのは20:45頃でした。
シャトルバスに乗って「R8」に戻り、いつもならそのまま帰るところですが、夫にお願いして最後にちょっとオフィシャルホテルの方を廻ってもらいました。
ずーっと見忘れていたクリスマスイルミネーションを見たかったのです。
・・・・シェラトンの外壁に付いている大きなクリスマスリースにライトが点っているのを、私は初めてじっくり見ることができました。
各々の個性が出ていて、どこのホテルのイルミネーションもとても素敵でした。

そうして21:30近くになって、ようやく私達は舞浜をあとにしました。


帰りの車の中で夫は「25日も来られたらちょっとだけ来ようよ」と言っていましたが、私はもうこれでじゅうぶんです。
もう来られなくても悔いはありません。
目を閉じても、シーのクリスマスの夜景や数々のショーの場面が次々と浮かんできます。
この記憶だけで、来年のクリスマスシーズンを待つことができます。


また来年も、今年とおんなじように、この世の中にクリスマスがやってきますように・・・・・・・。        





●●瞳がハート型になる、って、こういう事。●●  2004,12,3(金)


朝になるまでに、私は何度も目が覚めました。

カーテンを開けたまま眠っていたので目が覚めるたびに窓の外(パーク内)が気になって、その都度起き上がって窓の外を覗きに行っていました。

モーニングコールは7:20頃にセットしていたのですが、結局その前にもう意識が完全に起きてしまったので、7:00過ぎにはベッドから出てコーヒーを飲んで果物などお部屋にある物をひとりで勝手に食べて、身支度をしていました。
私達のお部屋の窓のすぐ前ではメンテナンスのキャストさんが街灯に梯子をかけて、何やら作業をしていらっしゃいました。
窓の下には、作業の車両や普通の車が6~7台停まっていました。

7:20にモーニングコールが鳴ったので、一応夫に声をかけて起こし、二人でミッキーの「おはよう!・・」という声を聞きました。

8:00になると、それまで微かにしか聞こえていなかったパーク内の音楽のボリュームが、グン・・と大きくなりました。
ショップやレストランのキャストさん達が出勤していらっしゃる姿もちらほらと見えてきて、少しずつ開園の9:00を迎える準備がなされているようでした。


私達は昨日もうじゅうぶんにシーのクリスマスを堪能したので、今日はチェックアウトまでお部屋でゆっくりしようと思っていました。

が、8時半くらいになると夫が突然元気に起きだしてきて「下のフォトロケーションで写真撮ってもらおうよ。開園前でもあそこまでなら入れるんだよね。」と言いました。
どうなんだろう・・・?。確かに宿泊客は開園10分前くらいから広場で待機できるけど・・・。
わからないけれど、とにかくとりあえず支度をして出かけることにしました。

部屋を出る前、8:45くらいに窓の外を覗くと、もうミラコスタのホテル&パークゲートは開いたようで、宿泊ゲストが広場に出てきているのが見えました。
金色のフォトロケーションの前にも5、6組が並んで代わる代わる写真を撮っているようでした。

ゲートを通って広場に出たのは開園5分前の8:55頃でした。
広場で開園を待って待機していたゲストは100名くらいで、既に入園後アメリカンウォーターフロント方面へ向かうグループと火山の方面(ミステリアスアイランドなど)へ向かうグループ、一般ゲート方面(ゲストリレーションなど)へ向かうグループに分かれていて、それぞれに誘導のキャストさんが付いていました。
そんな中、私達はのんびりとフォトロケーションの前で写真を撮りました。


9:00の開園時間になりミラコスタゲストの皆さんがそれぞれの目的の場所へ向かい始めたので、私達はどうしようか?(お部屋へ戻ろうか?それともアトラクションにでも行くか?)と考えたのですが、あんまりホテルから離れてしまうのもなんなので「朝一番のゴンドラ」に行ってみることにしました。

ところが乗り場に行ってみると「申し訳ありません。システム調整になってしまったんですよ・・・。」とゴンドリエさん。
航路上に何か問題が発生して運航ができなくなってしまったんだそうです。
(そういえば一晩中ハーバーに小型の船が何艘も出て何か水中作業をしていたようでしたが・・・)

しょうがないのでどこかで朝ご飯でも・・と思ったのですが、ウチの現在のお気に入りアトラクション「ビッグシティ・ビークル」のことを思い出し、乗り場に行ってみました。
キャストさんによると朝イチでも「ケープコッド行き」なら動いているとのことだったので、とりあえず乗せていただいてケープコッドまで行くことにしました。

私達が乗り込んでからしばらくの間ビークルは停留場に停まっていましたが、ゲストは通り過ぎるばかりで他に乗る人もなく、結局私達だけを乗せてケープコッドに向かって発車しました。

アメリカンウォーターフロントの大きなツリーの下を通り、ビークルが赤い橋にさしかかると、ハーバーに架かるポンテベッキオの上を行く大勢の「超早足」ゲストの姿が見えました。

10分程かかってケープコッドに到着しましたが、この時間(9:15くらい)このあたりには殆どゲストの姿がありませんでした。
あまりに静かで穏やかな朝で、本物の早朝の漁村に来ているようでした。

私達は「ケープコッド・クックオフ」の入り口に立つ可愛らしい素朴なツリーの前で写真を撮り、ここまで乗ってきたビークルに再び乗せていただいて「マクダックス・プラザ」まで戻りました。

それから、PS予約してある夕食の時間を変更できたらしたいな・・と思って「レストラン櫻」の店頭に行きました。
事前の電話では(ホテル宿泊者の予約枠がいっぱいで)希望通りの時間が取れなかったのですが、うまい具合に当日受付枠の希望時間帯に空きがあったので、そちらに変更していただくことができました。

この時点で9:30ちょっと前。
そろそろ「ニューヨーク・デリ」がオープンする時間になるので、行って朝ご飯を食べることにしました。

オープン直後の「ニューヨーク・デリ」ですが、テイクアウトを希望するゲストが何組か訪れているくらいで、店内はとーっても空いていました。(あたりまえかな?)
私達は「ルーベン・ホットサンド」とクリスマスのスペシャルセットの中の「マイルハイ・サンド(820円だったかな?)」を単品で注文しました。
(「コーヒーは?」と夫に言ったら「すぐ部屋に戻るんだから部屋で飲めばいいでしょ」と却下されました。ケチ!・・・)
いつものように通り沿いの屋外の席に行ったのですが、テーブルに誰もいないだけでなく通りを歩く人も誰も無く、なんだかちょっと寂しかったです・・・。

それから、部屋に戻ろうとして運河の見えるところまで来ると、先ほどはシステム調整中だった「ゴンドラ」が動き始めているようだったので乗り場に行ってみました。
待っている舟にすぐに乗ることができました。
「この舟は本日の運航開始から4艘目です」と、おしゃべり担当のゴンドリエさんがおっしゃっていましたよ。
やっぱり良いですよ~朝のゴンドラは・・・。

その後お部屋に戻ったのですが、フィルムのプリントにミラコスタのイラストを入れたかったので、フィルムを持ってもう一度二階のレセプションまで下りました。

ミラコスタの宿泊者限定の「フォトエキスプレス(写真現像サービス)」は、ホテルのロゴ入りイラストを付けてくれるのですが、そのデザインが最近新しくなったことをHPで見ていたので今度泊まったら出してみようと思っていたのです。
が、レセプションに行ってみると「今ならこちらのクリスマスのデザインもございますが・・・」とキャストさん。
えーー!・・・困っちゃうな・・・。どっちにしよう・・?

迷いましたが、せっかくなので通常のデザインは次の宿泊時にお願いすることにして、今回はクリスマスのデザインにしていただくことにしました。
(「ナターレ・ア・ミラコスタ」の可愛らしいデザインでしたよ。)

その後ふたたびお部屋に戻り、チェックアウト時刻の12:00までは、ただただ景色をぼーっと眺めて過ごしました。
窓の前(下)の広場には「イタリアンフラッグス」やクリスマスのバンドに扮した「マリタイム・バンド」の方々が代わる代わるやってきて、楽しいパフォーマンスを繰り広げていました。


12:00頃になって、お部屋に来ていただいたキャストさんに荷物を預けて、私達はようやくお部屋を出ました。

今年のクリスマスのショーの中でまだ「セイルアウェイ」だけは着席して観た事がなかったので、お部屋を出る時には夫は「今日はセイルアウェイさえ観られればもういいよね。」と言っていました。
ところがウォーターフロントパークの前にさしかかるとまだ12:30の回に空席があるようで(12:20頃)キャストさんが案内をしていらっしゃいました。
実は結構「セイルアウェイ」好きな夫はちょっと迷ったようでしたが「やっぱりこっちが観たいよねー」と言って「クリスマスホリデー・・・」の会場に入ってしまいました。

席は前の方の端っこでしたが、前にベンチの無い「最前状態」の場所だったのでよく見えました。

終了後、立ち見になる事を覚悟して13:00の「セイルアウェイ」に行ってみたのですが、なんと、まだ座ることができました。(12:55頃)
それもじゅうぶん観やすい席でした。

その後、こちらも端っこの席になるのを覚悟して14:00の「アンコール!」に並びに行ったのですが(13:30頃)前の真中のブロック中程に座ることができました。

平日のパークの快適さを思い知らされた気がしました。
私達はのんびり過ごしたいタチなのでこんなに空いていてもアトラクションにまで行こうとは考えないのですが、これくらいの混み具合なら「クリスマスのショーも全部見て主要アトラクションにも行って・・・」という計画でもこなせるんじゃないかな? と、思いましたよ。


「アンコール!」から出た後は、まだ14:35でしたが16:35からの「クリスマスホリデー・・・」の待ち列に並びに行くことにしました。
夕方か夜の回を一度でいいから良い席で観てみたい、というのが夫の希望だったからです。
私達は「パパダキス・フレッシュフルーツ」で「ベイクドアップル&フレンチトースト・カップ(367円)」とコーヒーを購入して、列に並びました。
前から50~60組目くらい(100~150人目くらい)のポジションでした。(16:45頃。)

今回はかなり「席が選べる」位置に並んでいたのですが、夫が「ブロックの最前列じゃなくてもいいからスケートリンクの近くがいい」というので、後ろのサイドブロックの中央通路沿い、前から3列目に座りました。

・・・・もう、すっっごく満足しました!。
あたりが暗くなっていたせいもあって私はかなりショーの世界に入り込んでしまい、一回目のスケートシーンの始めのところではミッキー&ミニーの会話が聞こえてきそうな錯覚にさえ陥りましたよ。

私達は一応もう40代の「いい大人」なので、いくらシーやミラコスタが好きでも、頭の隅のどこかに「ディズニーファンの皆さんの言ういわゆる『魔法(ディズニーマジック?)』には簡単にかかったりしないぞ!」という思い(冷静にマイペースで楽しみたい、という思い)があるのです。
でも今回のように、こんなに何度もこのショーを観てこの世界に浸ってしまうと、知らず知らずその『魔法』にかかってしまいそうになります。
瞳がハート型になりそうになりながらも、心の中には「いや、ダメダメ!」と言って頭を振って、冷静さを取り戻そうとしている自分がいました・・・・。


PS予約しておいた「・・櫻」に行った頃には、私達はもうシーのクリスマスに酔ってグッタリしたような状態でした。
私が「睡眠時間はいつもの倍近くとっているから元気なはずなのに・・・」とつぶやくと、夫が「きっと朝からずーっとテンション揚げたまま過ごしてるから疲れちゃうんだよー」と言いました。

そうですね。ここらでちょっとクールダウンしなければ・・・・。

そんな気分には「・・櫻」での夕食はちょうど良かったです。
私達は「ハーバーサイド・クリスマス・スペシャルコース(2990円)」「海鮮ちらし寿司(1780円)」「串揚げ盛り合わせ(1880円)」を注文して、取り分けしながら食べました。
シーの中に、ご飯やお味噌汁や温かい日本茶がいただけるお店があるのは、やっぱり嬉しいものです。


食事を終えた時は、もう18:10過ぎになっていました。
お店を出たらすぐに帰ろう、と、一時は考えたのですが、夫が「やっぱりアイツ(プロメテオ=火の精)のことがちょっと心配だから、様子を見てから帰ろう。」と悪戯っぽく言いました。

実は今日のお昼過ぎ頃ハーバーを通りかかった時、真昼間だというのに突然「火の精」が水中から起き上がってくる場面に、私達は出っくわしていたのです。
「あーあ・・・」と言いながら、運河にかかる橋の上でその様子を眺めていたら、橋の下をちょうど通ったゴンドラのゴンドリエさんも、「あれ~??なんか出ちゃってますねェ~・・どうもスミマセン・・・・・」と、苦笑いしながら私達に頭を下げて通り過ぎていったのでした。
今朝のゴンドラの「航路上の問題によるシステム調整」というのも、あの「火の精」くんのトラブル(?)と関係があったのかもしれません・・・。

まあ、そういうわけで、私達はハーバーをミラコスタ前の広場の方まで少し戻って、18:20からの「ブラヴィッシーモ!」を見守りました。
風があったせいで、火山からの花火や水上からの花火は殆ど省略されていましたが、「火の精」は元気にショーに出演していました。

「ブラヴィッシーモ!」が終了して、時間は18:40。
今度こそ帰りに向かおうと思ったのですが、ここで夫が購入するつもりだったグッズをまだ購入していなかった事を思い出したので、それを求めて「ロミオ・ウォッチ&ジュエリー」に行くことにしました。

お目当ての品を購入し終わって、19:00。
「なんだー。あと20分で『クリスマスホリデー・・』が始まるじゃん!」
・・・・・・結局本日最後の19:20の回の「クリスマスホリデー・イン・NY」にも行くことになりました。
会場に行ってみて立ち見になるようならやめようと思っていたのですが・・・・・席はありました。後ろの方だったけど。(19:10頃。)

「できるかぎり急いで来たのに満席で会場に入れなかった・・」というのならまだしも、「開始時刻ギリギリに、のんびりやって来たのに席に座れちゃった!」んだから、しょうがありません。
思えば、今日は一日、こんな調子でした・・・。

19:20の回の「クリスマスホリデー・・」は、お仕事帰りかな?と思われるスーツ姿のグループや、割と年齢の高めの落ち着いた感じのカップルの姿が目立ちました。
私達がいつも観に来る土曜日曜の昼間の回とは、あきらかに観客層が違っていました。
そう、今日は金曜日。週末の夜ですものね・・・。

会場の一番後ろから観る夜の「クリスマスホリデー・・」は、夜しか見られない照明効果もよく解り、昼間や夕方とはまた違ったショーのような印象でした。


ショー終了後、アメリカンウォーターフロントの大きなツリーを見に行って、そして思い切ってホントに帰ろう! と思ったのですが・・・。

ツリーの前で記念撮影しようとするカップルの皆さんに、夫が次から次へと捕まってしまいました。(「すみませ~ん。シャッター押していただけますか~?」という、アレです。)
4組、5組くらいの写真を撮ってさしあげたでしょうか・・・・?
気付いた時にはもう20:00過ぎになっていました。あと10分足らずで「キャンドルライト・リフレクションズ」が始まる時間です。

「もう帰ろう!帰ろう!・・・これからハーバーへ行っても「キャンドル・・」が観れる場所なんてきっと無いから。」
そうですね。金曜の夜ですもん。ハーバーはきっと混んでいるよね・・・。

そう話しながら「マクダックス・・」の横の坂を上ってハーバーに出ると・・。
ポンテベッキオの橋の袂の手すり沿いには、ゲストが一列ゆったり立っているだけでした。
ハーバーには既にクリスマスの荘厳な音楽が流れ始めていました。
すぐにハーバー全体の照明がゆるやかに落とされ、「キャンドルライト・リフレクションズ」が始まりました。

私達は2組の若いカップルの間にできた隙間から、彼らを邪魔しないように、水上ツリーが点灯されるのをそーっと眺めました。

キャラクターの船がハーバー向こうのトンネルの中に消えていくのを見送って、今度こそ本当に帰ろうと、ミラコスタに向かいました。

ホテル前の広場までおりてきた時、花火中止のアナウンスを聞きました。


レセプションで写真を受け取り、ベルデスクで荷物を受け取る手続きをして、ミラコスタの門を私達の車が出たのは20:45頃でした。

金曜の夜の首都高の混雑はもう終わった頃だったのか、そんなにひどい渋滞に巻き込まれることもありませんでした。
夫は「今回のミラコスタ泊でのシーの印象が薄れちゃうから、もう今年はクリスマスシーズン中のシーに頻繁に来るのはやめとこうね。」と言いました。
私も、そう思いました。

本当に、私は今回は「楽しかった」というよりも、じゅうぶんにシーのクリスマスを感じることができました。
クリスマスシーズンのシーに一晩中居たい、という私のわがままな希望をかなえるために、臨機応変に平日の休みを取ってくれた夫に対して「ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。

なので素直に夫にその気持ちを伝えると、夫は、
「一年に一回でも何年かに一回でもいいから、あなたがそう思ってくれるだけで僕は本望ですよ。」

・・そんなふうに言って、笑っていました。



              

●●「お帰りなさい」。●●  2004,12,2(木)


夫は最近、よく急に平日に休みを取ります。
有給休暇やら代休やら特別休暇(勤続のご褒美)やらを合わせて、年間の休暇があと1ヶ月分くらい残っているらしいです。

次の3月までにこの全てを使い切るのは多分無理でしょうが、とりあえず今日と明日はお休みを取って、今夜はホテルミラコスタに宿泊することになりました。


今日は平日ですが、特別早起きもせず普通に車で家を出たので、ミラコスタに到着したのは8:50過ぎでした。

私だけがエントランスで車を降り、夫が車を駐車場まで持っていっている間に、ドアの女性キャストさんがホテルの中まで荷物を運んでくださいました。
荷物を預ける手続きをする際に「チェックインは何時ごろのご予定ですか?」と尋ねられたので「多分3時頃になると思いますよ・・・」と答えると、「3時頃は大変混み合いますので、今これからでもお時間がおありならチェックイン手続きをすることができますが、どうなさいますか? 今キーをお渡しするとお部屋へのご案内はいたしませんが、3時になればいつでも自由にお部屋に入っていただけます。今ならカウンターも空いておりますし・・・・」。

どうしようかな?? もうあと5分くらいで開園だけど、夫はまだまだ駐車場から戻ってきそうもないし・・・いいや!チェックインしちゃおう!

「・・じゃあ、今からチェックインします・・」
そう言うと、ドアの女性キャストさんがチェックインのカウンターまで案内してくださいました。

とは言っても私自身はチェックイン手続きをしたことがないもので、色々キャストさんにききながらサインなどをしていると、間もなく夫がロビーに現れました。
なんで今手続きしているのかよく飲み込めていない夫に簡単に説明していると、キャストさんがお部屋のカードキーと部屋までの案内図を差し出しました。

「本日は正面のお部屋を用意させていただきました。」とにっこりするキャストさん。
ところが夫は何を思ったのか、その地図を覗き込んで「へ~・・こういう時って、部屋番号がわかってから部屋を変えてくださいとかなんとか言えるものなんですか?」ときいてしまったんです。

「?。」という表情のキャストさん・・・。
そりゃそうでしょう。ハーバービューの、正面のお部屋ですよー。
キャストさんにしてみれば「何か不満でも?」と思われたことでしょう。
ごめんなさいね。
夫はただ単純に、「朝の段階で部屋がわかっちゃうと『ここじゃイヤだ』とか言い出す人もいるんじゃないかなー」と思ったんだそうです・・・・。

まあ、そんな事もありながら、ホテル&パークゲートからシーに入園したのは9:15過ぎくらいでした。
平日の、それも開園から15分後ですから、もう超早歩きのゲストの姿も無くハーバーの様子は落ち着いたものでした。
ミラコスタ前に立つ金色のフォトロケーションの前にも、まだそんなに長い行列はありませんでした。

私達は事前の計画どおり、10:45の「クリスマスホリデー・イン・NY」を観るために「ウォーターフロントパーク」へ向かいました。

入場待ちの列の最後尾に着いたのは9:30くらい(開場15分前くらい)でしたが、ざっと数えて300~400人目くらいかな~という感じでした。
入場できたのは9:50過ぎでしたが、その時点で、スケートリンク正面のブロックの前から3~4列や正面後ろのブロック最前列、後方サイドブロックの最前列、ステージ前、リンクの周囲一列目は埋まっていました。

私達は、後方のサイドブロックの前から6~7列目くらいの中央側通路沿いに席を確保できました。

開演を待つ間に、私だけショップを覗きに行きました。
「エンポーリオ」で「ガイド」に載っていたお正月グッズ(気が早いですね)をチェックし、お向かいの「フィガロズ・クロージアー」を覗くと、スーベニアメダルを作る機械が新しく設置されていたので早速作りました。(ミッキー・ドナルド・グーフィーのTDSでの正装バージョンでした。)
「フィガロズ・・」と繋がっているお店「ガッレリーア・ディズニー」にも機械が登場していたので、こちらでも作ってみました。(ピノキオのステンドグラスバージョンでした。)

ショー会場へ戻ったのは10:15くらいでしたが、この時もまだ会場は半分くらいの席しか埋まっていませんでした。(始まる頃には8~9割くらいの席が埋まっていました。)
正面に近い場所で観たのは今年になって初めてだったので、一回目のスケートのシーンの最初(ミッキーが両手を挙げて嬉しそうにこちらに向かって駆け出してくるところ)で、私は泣きそうになってしまいました・・・。

その後、これも事前の計画どおり「アンコール!」の12:00の回にすぐに並びに行きました。
前から3~4列目のまん中に座ることができました。
こんな場所で観られるなんて、ホント、平日ならではですね~。

終了後ハーバー周辺のショップでお買い物をするつもりだったのですが、シアターを出ると「クリスマスホリデー・・」の12:30の回が始まっていてまだ立ち見できる場所があったので、そのまま立ち見で最後まで観てしまいました。

それからショップを見に行ったのですが、ランチを「リストランテ・ディ・カナレット」でPS予約していたので「ロミオ・ウォッチ&ジュエリー」をちょっと覗いただけで、すぐに「・・カナレット」に向かいました。

「・・カナレット」は平日なのに満席でした。お店の前にもPS無しのゲストの列ができていました。
私達も当初は「平日だからPSは要らないでしょ・・」と思っていたのですが、入店待ちの列を見ると「PSしといてよかったな」と、ちょっと思いました。

テラスに案内していただき、いつもと殆ど同じ「5種のチーズのアンティパスト(1030円)」「ポルチーニ茸とイタリアンソーセージのピッツァ(1680円)」「ウニのバベッティ(1300円)」に白ワイン(フラスカーティ・・・のハーフボトル1900円)でお昼にしました。
「いつも同じになっちゃうね。たまにはもうちょっと違った物も頼んでみないとダメだよね・・」と、夫が言っていました。


「・・カナレット」のテラス席は心地よく、いつもなら長居するところなのですが、ミラコスタのお部屋に行く前にお買い物をしてしまいたかったので14:00過ぎにはお店を出ました。

今月の「ガイド」に「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」にも新たにスーベニアメダルの機械が設置されたと書いてあったので、まずそこへ行ってメダルを作りました。(郵便配達のミッキー、手紙を書くミニー、ミッキー&プルートの3種で、全てに店名ロゴが入った可愛いデザインでした。)
その間に夫の方は、「イル・ポスティーノ・・」と繋がっているお隣の「ニコロズ・ワークショップ」でジュエリーストラップに付け足すチャームを買っていたようです。(クリスマス限定でツリーと雪の結晶のデザインが出ていたらしいです。)

その後「エンポーリオ」へ行って、朝チェックしておいたお正月グッズなどを購入しました。
ちょうどレジに並んでいた時にハーバーで「ポルトパラディーゾ・ウォーターカーニバル」が始まったので、夫はそちらを見に外へ出ていってしまいました。

私も会計を済ませた後「エンポーリオ」の前で夫と一緒にショーを見ましたが、ハーバーを囲むショーエリアは平日らしい穏やかな混み具合で、とても良い雰囲気でした。
始まってからショーの音楽に誘われてゲストが集まってきて、それでも誰もが立ち見のままでショーを不満なく見れちゃう・・・・・。
本当はいつもこんな感じであってくれると一番いいんですけどねー・・。

今日はちょっと風があったので「ポルト・・」は凧の出ない風バージョンだったようでした。

ショーが終わったので、まだ3時までには数分あるけれどミラコスタに行ってみることにしました。

時刻は14:50過ぎくらいだったと思うのですが、ミラコスタの館内でベルキャストさんが荷物カートを牽いてゲストをお部屋まで案内している姿を何組か見かけたので、私達もエレベーターに乗って朝教えていただいたお部屋に行ってみました。

15:00のほんの数分前にお部屋のドアの前に着きましたが、カードキーを差し込むとドアが開きました。

そしてお部屋に入って、そのまま真っ直ぐ窓まで進んでカーテンを開けると、プロメテウス火山が美しい姿をあらわしました。
火山とハーバーが本当に「お帰りなさい」と囁いてくれたような、そんな気持ちにさえなりました。

左手にはリドアイルが、右手には教会の塔が見え、少し下を見おろすとそこには金色のフォトロケーションがありました。
「・・・朝、レセプションであんな事を口走っちゃって、ホントに申し訳なかったなあ・・」
この素晴らしい景色を見て、夫は反省することしきりでした。

「ブラヴィッシーモ!」も「キャンドルライト・リフレクションズ」も問題なく観えそうな素敵な場所のお部屋だったので、今日の夕食はルームサービスをお願いすることにして早速サービスホットラインに電話をしました。
お部屋に届けていただく時間はピンポイントで指定できるとのことだったので「ブラヴィッシーモ!」後の18:45に、と、お願いしておきました。


夜のショー観賞場所の確保と夕食のレストラン確保の心配が無くなったので、私達はもう一度シーに入園して16:35の「クリスマスホリデー・・」と17:30の「アンコール!」に続けて行ってみることにしました。

16:35の「クリスマスホリデー・・」は開場後の16:00頃に行ってもまだ席はたくさんありました。
17:30の「アンコール!」も、列に並んだのは17:00過ぎていましたが、まだまだ席には余裕がありました。
お気に入りの席にこだわらなければ、いくらでも観やすい席は探せそうでした。

アンコール!が終わり、すっかり日が落ちたハーバーを通り抜け、お部屋に戻ったのは18:10過ぎ頃でした。
私達はホテルとのお約束どおり部屋の電気を消して、ショー開始を待ちました。

真正面の少し高い場所から観る「ブラヴィッシーモ!」は、大きな美しい額縁に描かれていく動く絵を眺めているような感じでした。


「ブラヴィッシーモ!」終了後、計ったようにぴったり18:45に夕食がやってきました。

お願いしたのは「フェスティーヴォ」というディナーコースを一人前と、「チキンのグリル(サラダとパンまたはライス付き)」を一人前でしたが、全てを夫と取り分けながら食べました。
前菜やデザートなど冷たい物はとっても美味しかったですよ。
温かい物が少々冷めてしまうのはルームサービスの場合「必然」ですから仕方ないことですものね。
レストランで出来たてを頂くのとはいろいろ勝手が違いますが、こうして2人で大っぴらに取り分けながら自由に食べることはレストランでは出来ませんし、会話だってレストランでは二人だけでしかできないバカな話もできませんから、美しい夜景を眺めながらのとっても楽しいお食事になりましたよ。

「キャンドルライト・リフレクションズ」の始まる20:10までにはお食事を終え、再びお部屋の電気を消して窓辺でショーを観ました。
眼下のハーバーに陣取っているゲストの構えるたくさんのカメラやビデオカメラの液晶の明かりが、まるで青白いキャンドルの灯りのように見えました。
大きな水上ツリーも、私達の部屋の窓の真ん前で点灯されました。
夢のような瞬間でした。

20:30の花火はお部屋から見ることができないので、ショー終了後少し急いでシーに再入園してリドアイルの近くまで行って観ました。

その後いったんお部屋にカメラをとりに戻り、クリスマスシーズンの夜のディズニーシーを心ゆくまでお散歩しました。
(今回私達はこれがしたくてホテルを取った、と言っても過言ではありません・・。)

「ザンビーニ・・」前の階段をのぼり、火山前からポンテベッキオを通ってハーバーを一周し、それから「マクダックス・デパートメントストア」の交差点をアメリカンウォーターフロント方面へ曲がってS.S.コロンビア号の前まで行きました。
平日の夜だけあってニューヨークの街はもうゲストの姿もまばらで、本当の「1920年頃のニューヨークの夜更け」のようでした。(見たこと無いけど・・・)

閉園のアナウンスをコロンブス像の前で聞き、ハーバーの水上で輝き続ける光のツリーの前を通り過ぎ、22:10頃ミラコスタに戻りました。


エレベーターに乗ってお部屋の前に着き、ドアを開けると私達のちょうど目の前の窓の向こうに、光り輝く水上ツリーがありました。

今度は火山ではなく光のツリーが私達に「(お部屋に)お帰りなさい!」と言って迎えてくれているような気がしました。



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